駅のホームから転落し電車にはねられて死亡したのは、視覚障がい者の男性でした。
大都市の駅には「ホームドア」という設備があります。
ホーム上での人と列車の接触や、今回のような線路上への転落による人身事故を防ぐために設置されています。
ただし全部の駅ではなく、毎年増えてはいるものの充分な数ではありません。
そうした中で、今回の地下鉄東陽町駅は、ホームドアの工事は完了していたが稼働前で防げなかったという、なんともつらい結末でした。
視覚障がい者の転落による死亡事故は、今年の東京23区だけでも、JR日暮里駅(1月)、JR阿佐ケ谷駅(7月)、そして今回の地下鉄東陽町駅(11月)と続いているのです。
すべての駅にホームドア設置はずいぶん先の話になるだろうし、盲導犬はというと、全国で視覚障がい者30万人に対し900頭しか稼働できていません。
せめて駅員や乗客による声掛けなどのサポートで、1件でも防ぐことができればと願います。
伊藤嘉章
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